オイラのちゃりんこはGIANT Escape R3という初心者御用達の定番クロスバイク。
平日は通勤で往復14kmを、休日は気が向いたら気が向いただけ走ります。
買って乗っていぢって1年7ヶ月、積算は昨日7000kmちょうどになりますた。

037_1


前回紹介した”木津・淀川70kmコース”、実はアレから2回ほど廻ってきましたん。
朝9時に出て昼過ぎに帰ってくるカンジで、天気がよく風が穏やかだとも~最高です。
安クロスで散歩がてら的な遊び方には丁度いいコースだと思うんですヨ?

最近では清滝峠の清滝橋~峠の看板までの登り2kmタイムトライアルがマイブーム。
恐らくロードの猛者だったら7分切るのかなぁと思うんですけど…
情けないことにオイラは10分をど~しても切れません!オイラおっそいわ~!

(@ё@)<目標!年内までに10分きる!)

あ~そうそう、清滝峠やるなら、清滝橋あたりで必ず一回休憩して体制を整えましょう!
清滝橋までの意外とキツイ勾配とややこしい順路でかなり体に負担がかかってるはず。
あとこの時期、峠の看板でも一旦休憩して、ウィンドブレーカとか着るようにネ!

(@ё@)<下りで体が冷えてカゼひくゾ!)

というわけで、清滝峠のことはオイラが10分切れるようになったらまた書きます。

(@ё@)<2度と書けなくなるナとか言うな!)

037_2


で、今回はスプロケの話をちょろっと。もちろん素人目線ですヨ?

オイラが使ってる駆動系パーツはこんなカンジ。

<BB・クランク>RPM 28/38/48T/CG 165mm・TH 7420ST 113-68mm(R3デフォルト)
<Fディレイラー>SHIMANO T301 31.8 ダウンプル(R3デフォルト)
<スプロケット>SHIMANO CS-HG50-8s 12-25T
<Rディレイラー>SHIMANO RD-M591 トップノーマルロングゲージ
<チェーン>SHIMANO CN-HG91

はい。デフォルトのんにロード用とMTB用のパーツをテキトーに混ぜ込んだおかげで、
気持ちよく変速するには、かなりビミョーで繊細なチューニングが必要です。
ていうかチェーンラインは完全には合ってません。なのでクセはかなり強いです。

037_3


まぁまぁ、何にせよ、スプロケを小さいクロスカセットにしちゃった事でネ、
ケイデンス管理はそれなりに意識できるようになったんですヨ。
ああ、ケイデンスってのはクランク(ペダル)の回転数のことネ。

R3のデフォでついてるスプロケは11-32T。Tってのはギヤの歯数のことネ。
後ろのスプロケは、歯数が少ないほど速く、重たくなる。多いのはその逆。
これを12-25Tにするとどうなるかって事ですヨ。

普通の人の感覚だと、歯数の差が大きいほうが色々使えて便利なんじゃないの?と。
11-32Tだと歯数差が21、12-25Tだと13しかありません。デグレードじゃん?と。
ところがネ~、歯数差を小さくすることで生きてくる部分のほうが大きいんですヨ!

まず、スプロケの段数がデフォだと8段。これを同じ8段で交換するとしましょう。
実際オイラがつけてるのもデフォと同じ8段なんだけど。

そうするとネ、1段あたりの歯数の差が小さくなるんですヨ。ここはわかるかな?
実際には2Tずつ、トップだけ1Tの差がついてるのネ。

つまり、変速してもギャップがそれだけ少なくなるってことなんですネ~。
ひとつ重たくしても、いきなりズシッと重たくならないわけ。

その分、たくさんシフトチェンジしなきゃいけないじゃん?とか思うでしょ?
でもよ~く思い出してみてほしい。例えば普段走りで使うギアって何枚ぐらい?
街中を走る分には、ま~フロント固定でリアは3~4枚ぐらいじゃない?

後ろ8段っつっても、8枚フルに使うことなんてそうそうないと思うんですヨ。
多少軽かったり重かったりしても、足のほうでなんとかしちゃったりするでしょ?

ところが、クロスカセットのスプロケだと、そこが改善されるわけ!
つまり、より細やかに適正レシオを選んでいけるって事なんですヨ。
いやいや、そこまでしなくてもいいじゃん?とか思うかもだけど、使えばわかるんだ!

まず、足のほうでなんとかするっていう、ズボラでアバウトで負荷も増えるようなネ、
そういう乗り方や考え方がガラリと変わります。そりゃあもう感動モンっすヨ。
もっと楽に、もっと同じリズムで、そういう走りができるってのは大きな幸せです。

また、例えば8枚あるスプロケをより有効に使えるっていうのも大きいですネ!
今まで3~4枚しか使ってなかった人が5~6枚使うようになるわけですヨ。

ディレイラーのメンテがきっちりしてて、気持ちよくスパスパ変速できる状態なら、
もっと積極的にパチパチ変速して使ったほうが楽しいはずなんですネ。

じゃあ、そこまでメリットがあるのになんでデフォだとワイドカセットなん?と。

うん。実はクロスカセットにもデメリットはあるんですヨ。
まず、とっつきにくい。クロスカセットを有効に使いこなすには若干の慣れが必要です。
だからビギナーユーザーが多いクロスバイクにはワイドカセットがついてるんですネ。

もうひとつ、変化の激しい路面に対応するには、クロスカセットだとロスが多い。
これはMTBがワイドカセット使ってるのを見ればわかると思うんだけどネ。

ギアチェンジしたら、ペダルを一瞬止めて、トルクをかけずに少し廻してやるわけ。
頻繁にこんなことやってたらネ、そりゃあロスも増えますヨ。
なので、林道や山道をガンガン攻める人にはクロスカセットは不要ですネ。

また交換するにもちょっと敷居が高いかな。専用工具とか必要になるからネ。
スプロケそのものは安いものだと2~3Kぐらいなんだけど、自分じゃ中々できない。
店に持っていってもまぁスプロケなんて取り寄せだろうから、ちょっとおっくうです。

でも、そのめんどくささを経て交換してしまう価値は十分にあると思います。
ままちゃりだとパーツのラインナップがない事がほとんどだけど、
せっかく色々試せるスポーツバイクに乗るんだったら、ぜひ試してみてくださし。



(@ё@)<ていうか全員今すぐちゃり屋にいってこーいっ!)