例えばツタヤとかに行ってネ、映画でも借りて観ようかと。
すると何だか聞いたことがないようなタイトルがワンツーと並んでるわけ。
よくわかんないけど、続編が出てるってことは人気があるってことなんだろうなぁと。

そこがクセモノでネ~。

なんでそこで「続編まで出てるのに話題にならないのか」とか考えればいいのにってネ。
で、ワンツー両方借りて観て、案の定クソつまらんかったとか、ありすぎて困ります。

え?オイラの話じゃないですヨ!?本当ですヨ!?
…ええ、昼過ぎに2本借りて、夕方に返しました。当日レンタルにもほどがあるわっ!

FE

2002◆Pentium4NorthwoodーA

これはオイラが勝手に妄想してることなんですけど…
初代ペン4で大コケしたインテルがネ、なぜ次のコアで名称を変えなかったのか。
これは多分、変えなかったのではなく、変えられなかったのだと思うんですヨ。

例えばソレを「ペンティアム5」とかにするとしましょう。
それだと、実はインテルがペン4の失敗を認めたってことなんですネ。
それはつまりNetburstマイクロアーキテクチャが失敗だったってことなんですヨ。

そうなると「ペンティアム5」は出せなくなるんですネ。
なぜかというと、ソレもNetburstマイクロアーキテクチャだからです。
失敗を認めたアーキテクチャ使って新シリーズなんか出せないんですネ。

【Willamette】を黒歴史として葬り去れないインテルのジレンマ。
それはいつしか【Willamette】は間違っていなかった!と主張することになります。

そう、それが何あろう【Northwood】ペンチューム4です!

AMDがアスロンXPで自作市場を極限まで盛り上げまくっていた頃、
初代ペン4は本当、ミソッカス扱いだったわけ。豪華な不燃ゴミみたいなネ。
当時の雑誌ではかなり苦しいヨイショ記事なんかも出てきてオモロイんですが。

自作するならCPUはAMD。当時はそれが常識だったんですネ。
百歩譲って、ペンⅢで安くて静かなミニサーバをって流れだったと思います。

そんな不利な市場のなかで【Northwood】が登場。
しかしFSBは【Willamette】と同じ400MHz。アスロンXPが266MHzですから、
まぁ多少は有利かもしれませんが、やはり先代のダメッ子イメージがあって。

しかもパッケージングは【μFC-PGA2】、つまり【Socket478】に変わり、
またママンから揃えなきゃいけない。しかもインテルは全体的に高いんですヨ。
安くて、現行の【SocketA】が使えるAMDとは対照的です。

ところがここでインテルに異変が起こります。
ソケット478からサードパーティ製チップセットを作れるようになったんですネ。
これまで既得権益を守ってきたインテルが、とうとう門戸開放をしたわけ。

それにより、VIA、SiS、ATiなどからソケット478用のチップセットが登場。
それがトリガーとなって【Northwood】ペン4は市場に受け入れられたのです。
パソヲタの間では「北森」と称されるシリーズのはじまりですネ。

逆に他社と競合したおかげで、インテルのチップセット「845」がどれほどか、
思い知るはめになりました。完成度の高さと安定性はさすがとしか言いようがない。
事実「845」は2年近く販売された超ロングセラーチップセットになりました。

さて【Northwood】ペン4のFSB400MHzバージョンは、ペン4の第2世代。
これを先代と区別するため、クロックナンバーの後に「A」を付けます。
つまり【Willamette】コアの1.8GHzと区別するため、1.8AGHzと呼ぶんですネ。

あれ?【Willamette】コアはソケット423が終わってなくなったんじゃないの?

いえ、実はソケット478版の【Willamette】コアっていうのがありまして。
これはFSBが【Northwood】と同じで、キャラかぶってそうなんですけど、
L2キャッシュがネ、半分の256KBしかないんですヨ。

いわば、廉価版ペン4ってところでしょうか。
しかしそんな奇怪なラインナップも2002年中になくなりました。
【Willamette】ペン4は更にL2キャッシュを半分の128KBにして「セレロン」に。

ところがこの【Willamette】セレロン、何かこう意外と人気があったんですヨ!
まぁ「安くなった」てのも理由のひとつでしょうけど、詳しくはナゾです。

オイラもセレ1.7GHzが大好きで、とりあえず478で組むって時は必ず使ってました。
なんかこう「丁度いい」んですヨ。もっさり感とか発熱量とかネ。
何となく「自分なりに頑張ってるWillametteコア」ていう感じなんですネ。

WindowsMeとは犬猿の仲だった【Willamette】も、XPとは仲良くなったしネ。

その後【Northwood】版セレロンが登場しますが、コッチはチョイ高かった。
気軽に使えるCPUってカンジじゃなかったですネ~。タマも少なかったしネ。
だったらアスロンXPにするよ~とか、がんばってペン4積むよ~ってカンジ?

この時代ってのは実はグラボもけっこう盛り上がり始めた頃。
nVIDIAはゲフォ4シリーズが大ヒット、ラデも9000や8500がありましたネ。
まぁシェアは圧倒的にゲフォのほうが上だったかな?

あと2D表示に特化したMatroxのパフィリアなんてのもありましたネ。
グラフィックやる人とエロゲヲタはこぞってパフィリアに飛びついてました。

Pentium4_A


今でもソケット478を愛用している人は多いと思うんですけど、
さすがにAシリーズ(北森400MHz版とか言ってます)使いはもういないかな?
845ママンも中古で出回ってるのはG、E、GE、PEばかりで、無印はないし。

あ、GとかEとか付いてるのはFSBが533MHzまで使えるヤツなんですヨ。
なので、この次に登場するBシリーズに対応するんですネ。
なので、あえてAシリーズを選ぶメリットはあんまりないです。

どっちかというと、例えば余った845PEママンにのせるCPU探したけど、
結局Bシリーズが無くて、ジャンク同然の北森1.8AGHzをとりあえず使うカンジ?

ああそうそう、この頃のメモリが【SDRAM】から【DDR-SDRAM】に。
これはまだ中古で安く、たくさん出回ってますからネ、入手はラクですネ。
まぁ「だからなに?」ってカンジはするんですけどネ!

Pentium4_478


( ^ё^)<でわでわ)