よっぽどの不都合がない限り、オイラはたいてい、交通手段はちゃりんこです。
半径30km以内なら間違いなく、50kmぐらいでも時間と体力に余裕があればズバッと走ります。
なので公共の交通手段てのはあまり使う機会がないんですヨ。

じゃあ雨の日はどうするの?というと、通勤は雨だろうがなんだろうがちゃりんこっすヨ!
で、休みの日は雨だとまず出歩かないからネ!なので電車やバスには乗る機会がないのヨ。
オイラ下戸だし。

さすがにユビをケガした時はいっとき電車使ったけど、所要時間そ~んなに変わんないのネ。
あ、もちろんままちゃりじゃなく(安クロスだけど)それなりに走るようにいぢってるので、
ルートもしっかり選別して、1時間でだいたい20kmぐらいは走りますヨ。

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なので、特にタクシーとかはも~、どうだろう、ここ10年以上利用したことないっすネ。
今いくらなの?初乗り2kmで700円ぐらい?大阪より東京のほうが高いみたいですネ?
ま、オイラは利用しないんでどうでもいいけど、正直クッソ高ぇよネ!

10km利用で3千円超え…まぁ会社の経費で落ちるならべつにどうでもいいのか…

てな話をある日、オイラの、っしょ~もないツレ達とウダウダだべってたんですヨ。
で、例のボユゲなアイツ(1文ていくらぐらいなん?のアイツ。過去記事参照)がネ、

「そういえば、円タクってありましたよネ?あれって今の相場だとどのぐらいです?」

とか抜かしやがったわけ!とりあえずみんなで沈黙の元ボコッておいたんだけどネ。

後でやっぱりみんな気になってたみたいで、それぞれ色々ググッて調べたらしいんですヨ。
まぁ、個人的に「ググッてすぐ出てくる情報に、それほどの価値はない」と思ってんだけど、
これがまぁ、あまり有用な情報というか、これだ!ていうのんが出てこなかったわけ。

そもそも、1円の価値って明治時代からどれぐらい変わったんだろうか?と。
近代日本は色んな事があったと思うんだけど、その中でインフレデフレはどうなのヨ?と。
特に太平洋戦争、敗戦後の日本は超インフレで悩んだと思うんだけど。

という事で、およそ半年ぐらいかけてチョロチョロとオイラなりに調べてました。
こういう調べものの参考文献はオイラ、だいたい図書館や古本屋などの古い資料です。
ネットはあまり利用しません。利用しないというか、あまり信用しないですネ。



◆円と両と銭と文がいりまじるカオスな明治初期

オイラ、近代日本史とかにはまったく疎くてネ、も~ど~しようもないぐらいなんだけど、
大政奉還から元号が明治に変わって、なんか明治維新だの佐幕派と天皇派が西南戦争でどうの、
内閣制がどうの、富国強兵がどうのと、まぁなんだ、色々あったんですよ多分(なげやり)。

円が登場したのは明治4(1871)年。安土桃山時代にヒデヨッサンがやろうとして失敗こいた、
金本位制を導入して、満を持してのご登場です!ところが金本位制には色々と問題があって。
まず、少額貨幣がつくれない。金が足りないから内政にあわせて増産とかできない。

で、案の定「金貨」はそこそこだけ作って、あとは「兌換紙幣」と「補助貨幣」でやろうと。
え~、やっぱり政府が担保するのかい?みたいな事なんだけど、ま!一応金本位制だし!と、
なんかお茶を濁しつつやってこれたわけ。

でも、今まで「両・文」でやってきたわけじゃん?それをすぐに「円・銭・厘」ってのはネ、
やっぱり混乱はあったみたいだし、しばらくの間は両方とも通用してたようですヨ。
いちおう「1両=1円・1文=1厘(1/1000円)」て事にはなってたみたいだけど。

で、江戸末期の両・文が今の価値でいくらぐらいかというと、だいたい1文が10円ぐらいかな?
1両は表向きには4千文だったけど、恐らくそれほどの価値はなくて、実際には2千文ぐらい?
となると、当時の1円が、今の価値で2万円てことになるんだけど…

多分、明治初めのころは急激なインフレがあったと思われます!
恐らく、1文=1厘はおよそ8円、1両=1円は8千円前後だったんじゃないかな?

まず、1両=4千文「じゃない」ってのがビックリだよネ!1/4て!
これって極端な話、古い1万円札を銀行で両替したら2500円しかくれなかったヨ!て事よネ。



◆明治中期~大正のインフレ率はわかりやすいのだ

さて明治中期、経済成長いちじるしい近代日本!インフレ率もなかなか伸びてますヨ!
明治30(1897)年ごろには1円が今の価値でだいたい2千円ぐらい。25年で1/4やネ!
さらに5年後の明治35(1902)年には1円が今の価値で1500円ぐらいに下がってしまいました。

明治初期に、1円はものっすごい小さい「金貨」だったんだけど、インフレがすっげぇモンで、
これ以上小さくしたらまずいってんで、すぐに「銀貨」になったんですヨ。
ところが銀はやっすいモンだから、優勝メダルみたいなデカさのんができちゃった。

まぁ、銀の価値は金本位制には関係ないし、べつに斤量と価値を揃えなくていいかぁ!的に、
それは更にインフレが進んで、銀の相場が貨幣価値と逆転する前に廃止されたんだけど、
それでも大正初期まででっかいメダルは作られ続けたそうですヨ。

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こんなんサイフに入れてたら重たくてしょうがないと思うんだけど、ま、時代が時代だ。
しょうがない。ちなみに明治45(1912)年ごろの1円は、今の価値でおよそ1千円ぐらい?

江戸川乱歩の短編で「二銭銅貨」てのがあったけど、これが大正12(1923)年の小説。
当時のアレでいくと、今の価値で12円ぐらいかな?
こんなふうに、このあたりのインフレ率は安定して伸びてるのでわかりやすいのよネ。

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◆昭和初期~1円玉がなかった時代

ところが大正14(1925)年の関東大震災。以来12年ぐらい、日本は経済危機を迎えます。
デフレになって伸び悩み、満州やら朝鮮やら色々使ってもがくんだけど…
これが欧米列強国の反感を買ってナンヤネンみたいな?アジア人風情が!みたいな?

で、石油なんかの重要資源の輸入を制限されて、こっちはこっちでこの白人野郎!みたいな?
じゃあいいよ俺らはアジアで仲良くやるよ、だから東南アジアの植民地解放しろよ!と、
そんなこんなで太平洋戦争勃発~みたいなことじゃないかな?(あくまでオイラの見解です)。

で、当時は1円銀貨のようなでっかくて重いオカネより、スマートにお札で全部済ます的な、
それがハイカラさんなんやでぇ?みたいな風潮もあったかもしれないネ。
実際、大正中期からは1円以上は紙幣しか流通してなかったらしいですヨ?

え?お札じゃなくて小銭?キャハハダッサ~イ!小銭が許されるのは小学生までだよネ~!
みたいなことだったのかな?

で、円タクといえばまさにこの頃、昭和ひと桁の時代だということですよネ?
市内ならどこまで走っても1円ですタクシーのことで、大阪や東京で活躍したそうですネ。

で、当時の1円の価値がだいたい700円ぐらい。
…てことは、今のタクシーも初乗りだいたい700円ぐらいなんだから、これを2kmといわず、
5kmぐらいにすればいいんじゃん?昔の円タクみたいに。今ガソリンも安いんだし。

…ま!オイラは2kmが5kmだろうが10kmだろうがタクシーは使うことないけどネ!ぶははは。

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(@ё@)<なぜかつづくのじゃよ!)