いやまぁ、こういう調べ物をガッツリ半年かけてチマナコになってやってるわけでもなくてネ、
何かのついでにちょっとコッチも~みたいな事ですヨ。ひまつぶしも兼ねてネ。
だいたいは図書館か、大型書店のちょっと濃い目のコーナーとか、あと古本屋街なんだけど。

そういえば、古本屋街の廃れっぷりがハンパなくて、おそらくもう全然儲からないんだろうネ、
某ブックOフとか某古本1場ばっかりで、いわゆる古ぅい専門書やなんかを扱う店が激減?
大阪で有名なところといえば、梅田のかっぱ横丁の南にある「阪急古書のまち」ぐらいかな?

まぁソコだって正直…ん~…てカンジなんだけどネ。

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ただ興味本位、ひまつぶしでやってるだけなんで、そんなに厳密さを求めてはないんだけど、
なんだよちゃんぷる、だったらネットの情報でもいいじゃん、とか思うかもしれないんだけど、
なんだろう、真偽のわかんない不明瞭な情報を鵜呑みにするジブンが許せないわけ。

ぐぐって簡単に知り得た情報で満足してるジブンがなんかこう「愚か者」に見えるのネ。
大した苦労もなしにドヤ顔するのやめろや!みたいな。ちゃんと足でウラ取って来い的な。
こういう感覚って、オイラけっこうダイジにしてるんですヨ。



◆円は戦争でいちど死んだのであった

まぁ、そこまで苦労してんのにこのクオリティか!って記事をまた書き散らかすんだけど、
オイラの座右の銘は「完璧な準備、ほんのり破壊」なのでいいのだ!これでいいのだ!

昭和初期までは1円の価値は今のだいたい700円ぐらいで推移してたわけ。デフレだったしネ。
ところが昭和12(1937)年の盧溝橋事件(日中事変)から今度は物資不足によるインフレに。
景気が上向いて起こるインフレとは違って、これはちょっとキツイわけ!

そう、ちょうど「給料上がらないのに消費税10%とかマジヤメテ」的な今のカンジだったかも。
ま、それも徐々に解消しつつあるんだろうけど(実感はまったくないけど)。

で、真珠湾攻撃から太平洋戦争勃発した昭和15(1940)年。1円の価値はだいたい450円程度に。
そっから敗戦までの5年間、急激なインフレで当時の円はも~エライコトになってますネ!
年毎に1円の価値が、昭和16(1941)年から400円、370円、350円、300円、200円と急落。

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で、敗戦。本来なら「戦争で負けた国の経済はグダグダになる」のがセオリーなんだろうけど、
日本はここで内閣がズバッと「新円切替」を絶妙なタイミングでやったわけですヨ!
…ま、結果的には旧円と新円の差が1/200ぐらいにはなってんだけどネ。

たとえばドイツなんかはも~、第1次大戦敗戦後のマルクは確か2回改変してたりするんだけど、
その差は1923年の1年間だけで1/10億!1914~1923年の10年間だと1/100億という凄まじさ!
いわゆる「朝売ってたパンが夕方には10倍に値上がりしてた」とかいうヤツですネ!

そう考えると敗戦後の日本はま~だマシっちゃあマシだったのかもしれないネ。
敗戦翌年の昭和21(1946)年、切り替わった新1円の価値はだいたい40円ぐらいかな?
まぁ若干混乱もあって、翌昭和22(1947)年では15円ぐらい、その翌年には10円ぐらい。

敗戦後のゴタゴタの中で、オカネやお札の発行が間に合わなくって、新しいのんが出回らない。
なので古い紙幣に「証紙」を貼って凌いでたっていうのんもあってネ、実際はおそらくアレだ、
旧円と新円がゴッチャゴチャんなって収拾つかないカオスな状態だったんじゃないかな?

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◆健常なインフレとはつまりこういうことだ

戦後日本の怒涛ともいえる経済成長はご存知のとおり、まぁ賛否両論あんだろうけど、
戦後から70年代までで、経済大国・日本の基盤を築いたことは間違いないんじゃないかな?
結果、何かダイジなことを置き去りにしてきた感もあるんだけどネ。

昭和24(1949)年では1円の価値が現在のおよそ7円程度。

これが朝鮮戦争の特需で、3年間で5円程度に。今度のは景気回復を伴うインフレですネ。
そこからさらに神武景気やら岩戸景気やらいざなみいざなぎ等々、好景気によるインフレで、
昭和55(1980)年あたりでもう、1円の価値は今とほぼ変わらなくなっているのですヨ。

そのあとバブル崩壊で、80年代後半から日本は20年以上の長いデフレ期になったんだけど、
これほどの、フツ~に考えたら経済崩壊すんだろ~的な状況もだましだまし凌いだわけ。
その裏づけは、50年代から80年代前半までの景気が「ささえ」になってたって事よネ。

フツゥなら、20年間のデフレ不況なんかどこの国でもデフォ不可避だと思うんだけどネ!
ほら、日本はHENTAI民族国家だから()

てなわけで、某、鼻がバキッと尖ってる絵の麻雀漫画とかあるじゃないですか?
アレって確か昭和30年後半から40年代の設定だったと思うんだけど、冒頭のほうであった、
「当時の1億円は現在の10億円!」みたいな説明、アレちょっと「盛りすぎ」やったネ。

まぁ、当時の生活水準とか経済志向(嗜好)なんかで感覚的にそうなのかもだけど、
せいぜい3~5倍ぐらいかな?たばこ(ハイライト)が昭和30年~40年で70~80円。
今じゃたばこはケムたがられるだけの嗜好品だけど、当時は生活必需品だったろうし。

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◆最初っからグラフにしたら尺稼ぎできないじゃん!

というわけで、色々グダグダ書きすぎてワケわかんなくなってんだけど、
いやまぁむしろしょっぱなからワケわかってないっていう説もあるというか事実なんだけど、
グラフ画像を1枚ポンと出して「ハイコレ!」みたいなのもスマートすぎて味気ないやん?

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ぶっちゃけ当時の円の価値、なんてのは基準をドコに置くかでかなり変わってくるんだけど、
たとえば海外との取引ベースと、国内での生活ベースではまるで話が変わっちゃうしネ。
今回のオイラの話はおおむね「個人で商売してたような人の論理的価値」ってトコかな?

感覚的な価値とはまたズレがあるとおもうので、ソコはそういうモンだと思ってくだされ。
まぁ感覚的な価値なんて、時代ではなく「人」によって違うモノだと思うしネ。
年収数百万のオイラと、年収数千万の人の「100円の価値」はあきらかに違うわけだし。



(TёT)<なぜか涙が止まらないヨ)