もろもろの住宅事情により、やむなくヘッドフォンで音楽をって人も多い昨今。
いやまぁ、もちろん「ワシはもともとヘッドフォン派なんやで?」って人もいるでしょうが。
でもやっぱり、いいハコでいいスピーカー鳴らして聴く音楽は最高ですヨ。

ところが時代は移り変わり、もうアンプにフルレンジスピーカとかマニア以外使わないよネ。
サンスイのアンプとかダイヤトーンのスピーカとか、イマドキの人には通じないのですヨ。
だいたいスマホかMP3プレイヤー、あるいはせいぜいパソにPCスピーカーってのが主流かな?

オイラは音楽を外で聴くことがなくなったので、もっぱらPCスピーカーで聴いてます。
ただムダに音にこだわりがあるので、PCスピーカーはええのんを使いたいわけ!
ホントもぅ、めんどくさい男だヨ!

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スピーカーはネ、だいたい値段相応だと思ってます。高けりゃ高いほどいい音が出ると。
問題なのは環境と経済力と嗜好で、そういうトコで折り合いをつけていかないといけない。

今は海外製のスピーカーがメジャーで、BOSEとかJBLとかハーマンカードンとかネ、
あとクリエイティブメディアのは、パソヲタショップじゃあドコでも売れ筋みたいですネ。

でも、海外製のんって、けっこうクセがあって、嗜好がかたよっちゃう気がするのです。
あるいはやたらと高かったり、デザインが奇抜すぎたり、すぐぶっ壊れちゃったり。
そこへいくとアレだ、国産(日本製)ってかなりブナンなトコいってて使いやすい。

まぁそういうのもひっくるめて「嗜好」ってことなんだろうけどサ。

オイラの嗜好は「低音がナチュラルで自然に近い音」が好きなのですヨ。
変に低音がブーストされたり、ドンシャリな音はあまり好きじゃないのです。
特にジャズとか聴くと、中高音域の音の広がり方とかが超気になったりするのです。

そんなツウぶった奴にロクなのいないんだけどネ!黙って40万ぐらいの使ってろよと。
そうしたいのは山々だけれども、残念ながらオイラはプロのワーキングプアでして。
団地の5畳半の、モノが氾濫した部屋にマッチしたコンパクトスピーカーしか使えません。

当然予算も2万円以内。できれば1万円クラスでええのんを~と使い継いできておるわけです。



◆オンキオーと呼んでください

最初にこだわって使い始めたのが”ONKYO GX-D90”っていうやつ。
まだ現行のモデルで、ん~、多分10年選手のロングセラーモデルなんだと思うけれども。
実売2万円ほどで、オイラがPCスピーカーで予算が組める上限ギリのラインでした。

色んな店先廻って「あっコレいいな!」と思ったひとつだったのですヨ。
中高音の広がりがよくて、低音もムダな主張をしてこない、ナチュラルゥなカンジ。
ハコの環境さえ整えてやれば、価格以上の音の広がりを体験できるはずです。

ところがオイラですヨ。ハコ…部屋の環境なんかも~絶望的に劣悪でネ~!
最初はいろいろ考えてこまめにチャッチャと整理整頓してネ、やってたのですヨ。
ところが1年、2年と年を重ねるにつれ…あとはお察しってコトです。

そうなると、せっかくのナチュラル嗜好な音がネ、ネガチヴになってくるわけ。
ちょっとか細く、周りのちょっとした環境音に負けちゃってる気がしてネ~。
銀座で優雅な散歩を楽しむマダムが間違って歌舞伎町にきちゃった!てカンジで。

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◆ローランド臭は隠せないものだな!

で、もうちょっとお下品に加工した音でもいいから、周りの喧騒に負けず、
劣悪なハコの中でもそれなりにきっちり主張してくれるヤツをってことでネ、
次に使い始めたのが”Cakewalk MA-7A”っていうやつです。

聞いたことのないブランドだけど、筐体見て、つまみをいじってみればすぐにわかる、
まごう事なきローランド奴です。同じのでエディロールブランドのんも出てるネ。
7Wのアクチヴスピーカーで実売1万円。ん~コスパはそこそこいいですネ!

低音ブーストはスイッチで切り替えられるようになってて、オンにするとズンズン。
オフでもそこそこ低音を推してくるので、オイラはブースト必要なかったですネ。
ローランド独特のケミカルな音は、ま~アレはアレでクセになります。

筐体のデザインもカッコよくて、いかにも音楽好きのナウなヤング!ってカンジ?
ただやっぱりコレも所詮は1万円で、1年も使うと若干ノイズが目立つように。
ケーブル新調して、端子を洗浄すればよくはなるんだけどネ。完全にはなくならない。

あとローランドの音は若干、音の立ち上がりに「トゲ」を感じる事があって、
「シャープ」っていう良い言い方もあるのだろうけど、違和感がある事もあるわけ。
まぁ、さすがに実売数千円の「とりあえずスピーカー」よりかは断然にいいのだけど。

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◆あ!これ日本のメーカーだったのか!

で、最近またオイラ、スピーカーを新調したのです。
通販でも店頭でも、やたらFostexを推すようになってきたなぁと思って調べてみたら、
これ国内のメーカーで、しかもモジュールを他メーカーにOEM供給してる鉄板メーカーやん!

Fostexっていうとオイラの中では、ツブ立ちがいいのにちょっとエロい音?って印象。
ということで、いちばん安かった”Fostex PM0.1”っていうのを数ヶ月前から試してます。
5WでRCA入力のみの実売6千円で、最近ラインナップされたFostex製品のいちばん安いやつ。

このグレードならシャリシャリのやせた音に、むりやりブーストした低音がのってるカンジ?
いわゆる「とりあえずスピーカー」にケが生えた程度の音質だろうなぁとか思ったんだけど、
ところがコレ、意外とレンジが広くてビックリしましたわオイラ!

高音域を控えめに、中音域がかなり豊かで、低音のブーストもナチュラルに主張してるカンジ。
飛びぬけて「良い!」って部分がない代わりに「悪い!」って印象もないのですヨ。
そしてこの小さな筐体から広がる、独特のエロいリバーブ感が、あ~Fostexだわコレ!と。

ただ、音の入力が一定時間なくなるとオートスタンバイ機能が働いて、入力があるまで半眠。
これが最初の1音の立ち上がりを損ねるのですヨ。ん~チコッともどかしいネ!
できればこのスタンバイ機能、ユーザー側で切り替えられるようにしてもらいたかった!

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というわけで、今回はオイラが実際に使ってきた3つのPCスピーカーをレビューしてみたヨ。
それぞれ価格帯がビミョ~に違うので、並べて比較ってのはあまり意味がないんだけどネ。

定番の”BOSE CompanionⅡ”はみんな使ってるからイヤだ!って向きの人はぜひ参考に。
あとFostexはいいぞ!何というか、昔のテクニクスっぽい音を連想させるネ!
音の向きの好みさえ合えば、この価格帯ではズバ抜けて高品質と思いますヨ!



(^ё^)<いやぁ、いい買い物したわ~)